こんにちは、スタッフのみゆうです。
今回は「３日目の全州・ソウル（観光？）」編です。
３日目は観光がメインだ！とと思っていたんですが、２日目にも書いた通り、観光してたはずなのに意外と３日目も内容の濃い？１日だったので、もしかしたらまた綺麗にまとめられないかもしれません…
전주 관광(全州観光）
この日は、全州韓屋村という昔の街並みが残る場所に泊まっていたため、朝の散歩がとても気持ちよかったです。
ここは泊まっていた所の近くにある場所の写真ですが、これと似たような昔ながらの建物に泊まりました。
昨日の夜ご飯は”韓定食”という韓国の伝統的な料理が机いっぱいに出てくるコース料理？を食べていたため、朝ご飯はパスして観光から始めました。
まず、初めに行ったのが、慶基殿と呼ばれる朝鮮を建国したイソンゲの肖像画を飾る？ために作られた歴史的な建造物を見に行きました。
修学旅行シーズンだったのか韓服をレンタルして観光を楽しむ韓国の中学生が多かったです。
慶基殿は程よく木々の葉に色づき、韓服が映えそうなとても綺麗な秋の景色でした。（天気は夏そのもの）
この布の向こうにその肖像画があるんですけど、それには全く興味がなかったのか、写真を撮ってませんでした…
建物に関しても、パンフレットとかはちゃんと読んでなかったので”なんの建物だろ？”くらいであまり、興味がなかったんですが、隣で見てた韓国のおじさん集団も
「何この建物？」
「知らない、なんか王様のなんかなんじゃない」
みたいな反応だったので少しだけ安心しました。
この周辺一体は、日本で言う城下町みたいな感じで日本なら街並みの統一感を出すため、看板や自動販売機まで統一される場合が多いですが、
「韓国は統一しているようで看板なんかはかなり自由度の高い感じだね」
みたいなことを木藤さんたちがお話してて確かに！と観光しながらも１つ学びになりました。
そして次に、近くに市場があったので市場に向かいました。
ソウルでもいくつか市場に行ったことがあったんですが、少し観光地化されているものだったのか、ここの全州南部市場の活気？存在感？に圧倒されました。
野菜も土がついていたり、魚も活き活きとした自然なままな感じがとても生活感があって好きでした。
市場を一周した後は、市場で働くおばあちゃんおすすめのもやしクッパのお店に行きました。（情報源：YouTube）
もやしクッパとペットボトルはモジュと呼ばれるこのお店オリジナルのお酒。モジュはこの辺のクッパ屋さんとかに置いてあるお酒で、マッコリ？に漢方を入れ作るお酒らしいです。
マッコリが少し煮詰まって、若干ピルクルみたいな味にシナモンの風味がするような、お酒を飲まない私でも飲める味でとっても美味しかったです。
漢方の配合とかお店によって違うのでこのモジュはここでしか飲めないらしいです。
ここでお腹をみたした後は、高速バスに乗って、最終目的地、ソウルに向かいました。
역시 서울은 서울이다(ソウルへ）
ちょっといい高速バスに乗って4時間30分。
渋滞に巻き込まれながらも、ソウルにやっとつきました。
JETOROのソウル支局の橋詰 直輝さんと合流し、夜ご飯を食べに向かいました。
今回向かった場所は、乙支路。
私も好きなカフェや留学中もたまーに行ってた今、20代に人気な場所です。
橋詰さんはソウルの経済や地域性などについて研究している方で、乙支路やソウルに関して説明してくださったんですが、今まで見ていたソウルとは少し違う面や、今までそうなのかなと思っていたことが納得できるようなとてもいい時間でした。
まず、乙支路は印刷業・金属加工業・電気や工具の専門店が集まる場所です。再開発により町工場や専門店は移転や閉業をしているところも多くあります。
最近は、そんな跡地に写真のようなお洒落な、20〜30代がする飲食店が多く立ち並ぶ、不思議な空間空間になっています。
なので、街を歩いていると、めちゃくちゃお洒落なヒップホップやR＆Bの音楽の間に、まだ残っている印刷屋さんのでっかい印刷機が稼働する音も聞こえて、非日常と日常が混在するとても不思議な空間そのものです。
個人的な乙支路の好きポイントは、
・仕事場と遊ぶ場が混在しているため、おじさんと若者が一緒の空間にいること
・雑居ビルなのに中に入るととっても個性的な世界観が広がるかカフェがあること
な気がします。
元々ここで働いていたおじさんとか、働く人が簡単に食べれるような昔ながらの食堂や居酒屋もありながらめっちゃお洒落な空間が広がる飲食店や、それを目掛けて遊びにくるお洒落な若者が混在している空間が、ミスマッチなんだけどなんかまとまっていていたり、
単純にソウルの上がり続ける地価の中でも安いから、借りてお店をする若者が多いとか言う理由もあるとは思いますが、乙支路一体のお店は、日本からインスパイアを受けただろうコンセプトなのにしっかりと自分のカラーに落とし込んでいたり、何ひとつして同じ物が無い感じがとっても好きです。
日本の韓国風カフェの感じと韓国の日本風カフェの違いがはっきり何なのかは分かりませんが、おんなじことをしているはずなのに、韓国の日本風カフェのオリジナリティーがしっかりと出ているのは本当にすごいなと韓国でカフェに行くたびに思います。
마직막에 문득 생각한 것(全体を通して思ったこと）
最後にチキンを食べながら、まちづくりのあれこれや韓国と日本の少子化・生活習慣とか、色々話したり、聞いたりしたんですけど、やっぱり情報量が多くてまとめられないんですが、思ったことをまとめられるだけまとめて旅のブログを締めたいなと思います。
まず、韓国の少子化が深刻なのはしょうがない問題なんじゃ無いかなと思いました。
韓国の教育社会だからこその晩婚化だったり、子どもを育てるのにかかる経費、まだまだこれから自分がしたいこととか色々を考えた時に、子どもを育てると言うのはとても大きな壁のようなものがあるんじゃ無いかと思います。
そして、小学生の頃から、毎日塾のはしごをして、高校生でもずっと勉強をして in Seoulと呼ばれるように最低でもソウル市内の大学を目指します。
ソウル以外の大学はあまりいいとしない考え方の人もまだ多くいるようです。
なので、地方からどんどん人が減ってソウルに集中していく形は必然的に起こっていきます。
地方で過ごしたはずの子ども時代も毎日、家 ー 学校 ー 塾の繰り返しだと、地元に触れる機会が少なくいわいる”シビックプライド”が根付かない→地域に対する思いがない→ソウルに行ったままになる。みたいになってるんじゃないかなという個人的な仮説です。
そのことを考えると日本は地域で、地方で！みたいなのが進んでるのかなと思いました。
乙支路なんかを見ていて、地域のために！この地区のために！みたいなやる気満々な感じもいいけど、ただ面白いから・好きだから・なんかいいと思うからみたいなこんな感じのゆるい気持ちで私はやっていきたいなと思いました。
佐伯に縁もゆかりもないけど、なんかいいなー、面白いなーと思ってきたので、この場所に対するプライドなんかはまだまだないけど、だからこそできることもあると思っているので、こんな感じで続けていきたいなと…
そして、やっぱり韓国語を喋っている時が楽しいし、もっと喋りたいし、もっと韓国いきたい！と思ったのでどこからか韓国語を使ったり・韓国に行ったりできるお話来ないかなーとちょっとだけ期待してます。
そして、韓国の状況に一石を投じたっぽい歌が、(あえて)防弾少年団の「N.O」だ！と昨日気づいてちょっとだけハッとしました。（10年前の歌だと知ってもっとハッとしました）
最後に言いたいことが増えてまた、まとまった感はないですが、
一応韓国の旅編はこれで終わろうと思います。読んでくれた方々ありがとうございました。
次は番外編として、この旅を含めて個人的な韓国のおすすめポイントを紹介したいなと思っています。
そして、大事な大事なお知らせです。
私が韓国に行くのと引き換えにゲットした「木藤さんがKIISAでお話する機会」の日程が決まりました。
『キトゥが最近思った３つくらいのこと』
タイトルの通り、木藤さんが最近韓国に行ったりする中で思った、まちづくりや油津商店街のことに関する３つくらいのことについてお話しを聞く会です。
・日時
11月30日(木)
開場 17:30 / 開演 18:00
・会場
cafe&comunity KIISA
KIISA
・費用
ONE oder(高校生無料）
・予約フォーム
https://forms.gle/Q9P5fP5kEJy7V3KH8
・定員
30名くらい
・その他お問合せ
KIISA公式instagram (@kiisa_cafe)DMにて受け付けています。お気軽にご連絡ください。https://www.instagram.com/kiisa_cafe/
多分、ここでしか聞くことのできないお話になっていると思うので、まちづくりのこと・油津商店街のこと・木藤さんのこと、そして韓国のことについて気になる方はぜひご参加ください。
お待ちしております！
参考
・木藤さんについて
https://drive.media/posts/27276
・少しでも早く簡潔に写真だけ見たい人へ
https://www.instagram.com/stories/highlights/17934879116655159/
・私が食堂の情報をゲットした韓国のYouTube
・防弾少年団ーN.O
