緊張のプレゼン
先日、豊南高校3年生の探求の時間にお邪魔しました。
情報発信を一緒に取り組んでくれる高校生を募るべく授業時間を1時間頂いて
Webメディアとは何なのかとか自らの言葉で情報発信する事の意義など素人ながらに説明させて頂きました。
というのも、今回話をさせてもらったのはくじゃくの商品開発・販売を探求の授業で行なっている方々。
地元の老舗事業者の方と本当に一生懸命話をしながら取り組みを行なわれています。
ただ、出来上がった商品だけではその努力や想いを伝えるのが難しい。
彼等の抱く課題感の根幹に情報発信というものがあるように思えたので、学生達に協力できるならと話をさせてもらった次第です。
刺激的な2時間目
最初の時限で帰る予定だったけど、ありがたくもお誘いいただいたので販売の振り返りの時間に同席させてもらいました。
先日実施されたトキハでの販売結果、粗利、事業として成立させる為の売り上げ目安、そして実績とのギャップからの課題抽出と
現実の”商売”にも通づるガチの数字の話やマーケティングに関わることなどをサポートされてる先生の分析を元に学生が真剣に話し合っていました。感動。
販売価格を上げるには?
パッケージの問題?
価格を上げずに販売数を増やしたら?
他の商品との優位性は?
そもそも知ってもらうには?
僕が高校生の時文化祭で焼き鳥を販売したのですが、一切そんな事考えてませんでした。
なんならつまみ食いしてたくらいで。
なので、自身が10代で凡そ気づかなかったであろう課題が次々と出てくるのに本当に感動して。
恐らくここまで来るのに相当壁にぶつかって苦労して悩んだ事でしょう。だからこそ課題も見えてくるのだと思いました。
情報発信は自らの言葉で
元々、学生が佐伯市のあれこれをどういう視点で見てるのかとか自身の活動を市内外に発信するということを実施したいと思っていました。
なぜなら、それが学生と地域のコミュニケーションの一つの形だと思うからです。
誰かに取材してもらうとか大人のリソースに頼るとか、そういうのもキチッとしてて最大瞬間風速出せていいと思います。
ただ、たとえ少数でも自分自身の言葉をきっかけに思いを馳せてくれる人がいてくれたら、それは多くの人に知ってもらう事と同じかそれ以上に意味があって重要な事だと思っています。
何となく大人は分かってたり気付いてたりするんだと思うのだけど、学生は情報発信という文脈では気付けないんじゃないかと勝手に思っています。
文法とか、言葉遣いとかそんなあんまり気にしないで、学生という所属に囚われすぎない自由な表現が出来る場があっていいんじゃないすかね。
そういう自分自身の言葉に熱量が乗るし人を感動させられると思うので、くじゃく班の課題の解決にも一役買えるんじゃないかと自負しております。
僕はもうちょっと文法をしっかりした方がいいなと最近反省しています。頑張ります。